新開発の超音波ホモジナイザーの特徴
日本アレックス株式会社は、カーボン分散やインク・顔料・染料分散、コーティング剤の部分剥離など、様々な物を分散・剥離できる高性能な超音波ホモジナイザー(超音波分散機)を販売しています。
この機器の分散効果原理は、超音波圧電素子に高周波高電圧を印加して発生させた振動振幅エネルギーを、ブースターで増幅させた上で溶液中に照射することでキャビテーションを発生させ、約2万回/秒の強い衝撃が凝集粒子に与えることで、一次粒子径まで分散させることができます。
また、新開発のアドバンスドフルオートチューニング制御が採用され、これによりこれまでのフルオートチューニング制御と比較すると、精度や安定性の面において大幅に性能が向上しており、ナノ粒子までしっかり分散させることが可能になっています。
超音波ホモジナイザーの特徴は、ビーズ等のメディアを使わないで分散していくことができるので、メディアを使った場合と比べて分散粒子が均一で滑らかであることや再凝集が起こりにくいことなどがあります。
また、メディアを使わないために汚れが少ないのも特徴です。
処理時間も大幅な短縮させることに成功しています。
そして、優れた性能により、使用用途が大変多いという点も見逃せません。
「様々な液体や金属の分散」「乳化・エマルジョン」「剥離・洗浄」「ソノケミストリー」の他、インク粘度早期安定化や金属パイプのバリ取り、細菌やウイルスの破砕まで可能です。